2026.07.21
投稿日:2026.07.21 最終更新日:2026.07.21
TRAFFIC CALENDARのリリースを海事プレスに掲載いただきました


カレンダー型貿易管理PFの提供開始 HPS CONNECT、業務効率改善へ
タイに特化した国際物流フォワーダーのHPS CONNECT(本社=大阪市北区、飯野慎哉代表取締役)は16日、クラウド型貿易案件管理プラットフォーム「TRAFFIC CALENDAR(トラフィックカレンダー)」の提供を開始したと発表した。船舶スケジュールや貿易書類、業務進捗、コミュニケーションの状況をカレンダー上で一元管理できるカレンダー型のプラットフォームで、同社の国際物流サービスを利用する顧客やパートナー企業向けにシステム利用料を無料で提供する。
コンテナ海運や貿易の現場では、入港予定日や通関、配送など、多くの予定が「日付」を軸に進行している。また、輸送案件ごとのやり取りや書類の共有はメールなどを通じて行われている。一方で、大量のメールで埋もれて必要な時に必要な情報が見つからないケースがあるほか、船の遅延があれば各船社のサイトを個別に確認し、エクセル管理を手作業で行うなど、非効率な作業が常態化している。こうした中、同社はトラフィックカレンダーを開発。デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることで、業務工数を削減し、効率化を図る。
同PFは、物流事業者の業務管理において必須のツールとなる「カレンダー」型のUIである点が大きな特徴。船舶動静情報をもとに最新スケジュールをカレンダーへ自動反映する仕組みとなっており、遅延が発生した場合は日付が自動更新され、遅延状況も視覚的に確認することが可能だ。貿易実務を一元管理できる点もメリットの1つだ。貿易実務特有のコミュニケーションを考慮したチャット機能を搭載する。案件ごとに海外取引先やフォワーダー、通関会社など、最大3つのチャットルームを作成でき、画面を切り替えることなく、1つの画面で複数のやり取りを確認できる。また、インボイスやパッキングリストなどの貿易書類もドラッグ&ドロップで登録でき、案件ごとにファイルを整理・格納できるため、添付ファイルを探す時間が大幅に削減できる。このほど先行テスト運用を実施した上で、今回正式に提供を開始した。
テスト運用の結果、従来のエクセルやメールとの比較では、本船動静の確認時間をほぼゼロまで削減したほか、ブッキング情報共有時間は82%、書類作成時間は67%、メール対応時間は53%それぞれ短縮した。先行テスト運用に協力した企業からは、「案件情報が整理され、仕事の効率が明らかに向上した」「過去のメールを探す時間が大幅に減った」といった高い評価を得た。
同社は今後も、現場業務の効率化を支援し、国際物流業界のDX推進に貢献していく方針だ。無料トライアルや実証実験への相談も随時受け付けている。
海事プレス2026年7月21日
カレンダー型貿易管理PFの提供開始
HPS CONNECT、業務効率改善へ
https://www.kaijipress.com/news/container/2026/07/202985/
