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6月7日、韓国でトラック労働組合がストライキ!サプライチェーンへの影響は?

どうもこんにちは、飯野です。

本日は、6月6日付の海事新聞から「韓国でトラック労働組合 6月7日ストライキ」についてお話していきたいと思います。

この記事を書いた人
飯野 慎哉(株式会社HPS CONNECT 代表取締役社長)

2016年にHPS Trade Co., Ltdを設立し、経営者として企業の物流課題を解決。 自身の経験を基に物流ノウハウを発信するYouTubeチャンネル「イーノさん」は登録者11万人を突破。 セミナーや講演、ブログを通して物流情報やグローバルでの仕事・挑戦・苦悩を発信。アジア・東南アジアに事業拡大中!

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韓国トラック労働組合ストライキ

現地報道によると、韓国のトラック運転手の労働組合が、6月7日、全面ストライキに突入します。

労働組合は燃料価格の高騰などを背景に運賃引き上げを求めており、ストによる港湾物流への影響が懸念されています。

物流への影響は

トラックの労働組合は、昨年も運賃の規則などを盛り込んだ安全運賃制の継続を求め、3日間にわたるストを実施しました。

昨年は港湾への輸出コンテナの搬入日を前倒しや、ストに参加したドライバーが少なかったため、大きな混乱は生じませんでした。

今回のストについても関係者中では影響は限定的と見る向きが強いですが、一部で利用者に対し、7日以降ストの影響が出る可能性があると通知しています。

港湾混雑や上海ロックダウンの影響でサプライチェーンが混乱する中、関係者は今後の動向を注視しています。

ストライキが起こる背景

賃金が低くてストを起こす場合もあれば、西岸港湾のように利権を守るための特殊なストもあります。

やはりコモディティ化していることが原因ではないかと思います。

取り替えが容易のため、賃金も上がりにくくなります。そうすると、雇用者側も自動化を進めようとしていきます。

産業の変化の促進はこのようにして起こるんだなと、感じています。

自分が身を置く業界や、自分のスキルはコモディティ化していないか、物流には関係ありませんが、そんなふうに考えた記事でした。

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