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2021年 台風14号 Chanthu、上海港・浦東空港で国際物流に影響。 | 物流ニュース・物流ラジオ

2021年 台風14号 Chanthu、上海港・浦東空港で国際物流に影響。

今日のテーマは台風Chanthuが与える上海物流への影響です。 今週の13日、14日に上海の小中学校が休校になるほど大きな台風が来ていました。それに合わせて上海港・寧波港も港のオペレーション活動を一時停止し、PVG(上海浦東空港)では13日に前フライトをキャンセルを実施しました。 14日からは運行再開したものの、その影響は10月1日の国慶節前のピークシーズンに大きな影響を与えるでしょう。 2021年9月16日 イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   ピークシーズン中での港・空港停止 現在は北米のクリスマス商戦や国慶節前の駆け込み需要で中国のサプライチェーンでは、海上・航空輸送においてスペースが逼迫をしており、輸送価格も高騰をしています。 そのような中で1日であっても港や空港の物流機能が停止となると、更なるスペースの逼迫につながります。 実務でもスペース逼迫を感じる 今回の台風の影響かどうかは分かりませんが、弊社でも海上輸送の本船スペースが9月はかなり取りにくくなりました。北米向けに至っては10月の上旬でもスペースがない状態です。 現在多くのフォワーダーが同じような状況だと思います。本当に限られたスペースをうまく荷主に配分する。あとはこのサプライチェーンの乱れが落ち着いてくるのを待つだけとなります。 今できることをする しかし、そんな中でも自分に出来ることを実行することは重要だと個人的に思います。私が物流ラジオとして毎日の音声配信をしているのも、コロナ禍における営業活動の一環です。 人との面談が難しい状況においてでも、定期的な情報発信をすることで弊社のサービスに対して興味を持って頂いたり、見込み客との接触を繰り返すことが出来ます。 イーノさんとお話しませんか? このラジオやブログを見て下さっているフォワーダーさんで、もし私とお話ししたいという方がいらっしゃればTwitterやLinkedInでご連絡を下さい。 私としてはタイの現在の物流に関する情報共有をすることが出来ますし、各国の代理店候補のフォワーダーとお話しできる機会は貴重だと考えています。 皆様からのご連絡をお待ちしております。

北米トラックドライバー、ワクチン義務化による大量離職か?サプライチェーンが乱れる可能性も。 | 物流ニュース・物流ラジオ

北米トラックドライバー、ワクチン義務化による大量離職か?サプライチェーンが乱れる可能性も。

今日のテーマは北米のトラックドライバーのワクチン義務化についてです。 先週 アメリカのバイデン大統領はトラック会社のコロナ対策に関して計画を発表しました。それは100人以上の従業員が在籍する会社はドライバーのワクチンを義務化。もしくは週1回の検査の義務化をするという計画です。 2021年9月15日 イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   ドライバーの一部がワクチン義務化に抵抗 現在 北米ではコロナのデルタ株が流行っているので感染拡大を抑えなければいけません。しかし、問題は一部のドライバーがワクチン接種の義務化に抵抗をしていることです。 必ずワクチンを摂取しなければいけないのであれば、従業員100人以下のワクチンが義務化されていない会社に転職するドライバーも一定数でいると考えられます。 小売店に商品が陳列できない? ご存知の通り昨今では外国からクリスマス商戦に向けて大量の貨物がアメリカに送られてきていますよね。その貨物をトラックドライバーが小売店に届けないと小売店の棚に商品が並んでいない状態になりかねません。 もしそのようなことが発生するのであればトラック会社は小売側からの信用を失ってしまい、別のトラック会社への切り替えの検討材料になってしまいます。トラック会社としてはそれを避けなければいけません。 そういう意味でもトラックドライバーの確保は現状では大きな課題なのです。 ドライバーの離職によるサプライチェーンの乱れ しかし北米の約97%の運送会社はトラック20台以下の規模で経営をしているとのこと。なので今回の計画は主に大企業に向けたものと考えられます。 大企業においてワクチン接種の義務化となれば、もしかしたらドライバーの大量離職になる可能性もあります。そうなるとただでさえ乱れているサプライチェーンに更なる混乱が発生しかねません。 更なる物流の目づまえりへの懸念 トラックの大企業は自社の配送センターを抱えており、ドライバーがいなければ配送センターに貨物が滞ります。そうなると配送センターに送る予定だった港にあるコンテナ貨物は、行き場所がなく引き続き港に滞留することになるのです。 更なる物流の目詰まりに繋がってしまうので、この新しいドライバーに対する規制は単なるアメリカ内の問題には終わらないのです。 ドライバーからの感染拡大 そもそもの課題である、ドライバーからコロナの感染拡大につながるのか?というポイントですが、私が活動するタイにおいては そのような事例があった模様です。 コロナに感染していたドライバーからの伝票の受け渡しの際の接触が、工場に感染者を発生させ工場が一時閉鎖されたという話を聞いたことがあります。 弊社が取引しているトラック会社では週に一回の検査をドライバーに義務付けて対応をしていますが、検査だけでどこまで感染を抑えられるかは疑問が残るところです。 しかしタイではワクチンの流通量が足りていないので現状で出来る対策をしなければいけません。 まとめ 話は北米のドライバーのワクチン義務化に戻りますが、ワクチン摂取が まさかサプライチェーンの乱れにつながる可能性があるなんて思いもしませんでした。 それほどまでに現在のサプライチェーンにおいては緊張の糸がピンと張った状態です。この情報については引き続きアップデートをしていきたいと思います。

コンテナ用船料が高騰!10倍の用船料の長期契約による影響について | 物流ニュース・物流ラジオ

コンテナ用船料が高騰!10倍の用船料の長期契約による影響について

今日のテーマはコンテナの用船料の値上がりについてです。 コロナ以降で海上運賃の高騰について何度もお伝えをしてきました。それは船会社による運賃の値上げのようにお伝えをしておりましたが、実は背景にはコンテナ用船料の値上がりもありました。 2021年9月14日 イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   コンテナ用船料の値上がり 現在のコンテナの用船料はこのように値上がりをしています。 現在の用船料 USD 98,000/日 コロナ前の用船料 USD 10,000/日 コンテナ船のサイズ:4,400TEU 昨年の夏ぐらいから徐々に値上がりを続け、現在では約10倍の価格に跳ね上がっています。 船主とオペレーター コンテナ船の用船料を説明するにあたり、まず船の船主とオペレーターの違いについてご説明をします。海運市場において、ONEやMaerskのような船会社が全ての船を所有しているわけではありません。 もちろん船会社も自社の船を所有していますが、別の船主から本船をレンタルして運行(オペレート)をしています。その為、船会社をオペレーターと呼ぶことがあります。 例えば、今年の4月にスエズ運河でEverGreenの船が座礁をしたと話題になりましたが、この船の船主は日本の正栄汽船であったため、スエズ運河庁との賠償について交渉をしていたのはEverGreenではなく正栄汽船でしたよね。 用船期間も注目ポイント コロナ前の用船期間は長くても1年契約でした。しかし昨今では4-5年契約が当たり前との情報があり、1年の短期契約の更新は難しい状態になっています。船主は高騰した用船料で更に長期契約を条件に交渉をしています。 海運市場は現在〜2022年も高いことが予想されていますが、もし2023年以降で海運市場が下がったにも関わらず、高い用船料を船主に支払わなければいけないのは船会社(オペレーター)としては避けたいものです。 しかし船主との交渉がうまくいかなければ、船会社は船主から船を貸してもらえずサービス供給に制限がかかる可能性もあります。 高額な船への投資 船主としても船への投資は1隻で数十億〜200億円くらいの非常に大きなものです。投資したにも関わらず市況が低い状態だと投資を十分に回収することが出来ずに、大損失を被る可能性もあるのです。 そういう意味で船主の立場としたら、高い用船料で長期契約を結びたいのは当然の考えでしょう。 まとめ 市場価格は需要と供給のバランスによります。現在は供給が需要に追いついていない状態です。その為 海上運賃は過去最高の価格となっていますが、コロナや北米のクリスマス商戦などが落ち着き、需要も下がっていけば価格も落ち着くことになります。 今後の海運市況においてはこの用船料というのも注目しておくと良いでしょう。

フォワーダーの仕事で大切なこととは?輸送だけでは選ばれない理由。 | 物流ニュース・物流ラジオ

フォワーダーの仕事で大切なこととは?輸送だけでは選ばれない理由。

今日のテーマはフォワーダーのお仕事で大切なことです。 私自身がフォワーダーの仕事を始めて約10年になります。その経験をもとにフォワーダーの仕事では何が大切なのか?についてお話ししようと思いました。 2021年9月13日 イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   フォワーダーの仕事とは? フォワーダーの仕事は船会社や航空会社のスペースを借りて、荷主の貨物を海外に輸送する仕事です。昨今ではスペースの確保が難しいのですが、ちゃんと運べるということが最低限の機能です。 このように世界のインフラとして機能している必要があるのですが、これだけだと不十分だと個人的には思います。 フォワーダーとしてのサービス品質 上述したようにフォワーダーは商品を販売しているわけではなく、無形のサービスを販売しています。だからサービスの質というのも非常に大切なのです。 正確な仕事 何がサービスの質を分けるのか?フォワーダーの仕事においては、正確性というのは重要な要素です。よくあるのがB/Lのミスによって、通関を通すことが出来ずデマレージが発生してしまうこと。 またフォワーダーとトラックの連携が出来ておらず、輸出側でコンテナを搬入する港を間違えてしまい予定していた船に乗せられない事もあります。万が一ですがB/Lが紛失したとなれば大問題で、貨物を港から取り出すのに一苦労することになります。 スピード対応 対応が遅いというのもサービスの質が高いとはいえないでしょう。お客からの問い合わせがあった対応に1週間〜2週間もかかっていると別のフォワーダーを選ばれることにつながります。 フォワーダーの営業は頑張っているけれども、現場の確認に時間がかかることもあります。そういう意味で全体の連携が必要ですね。メールの返信もできるだけ早い方が好まれます。 何か問題が発生したときもスピードが重要になります。半日遅れるだけで損失が大きく膨らむこともあるので、トラブル時はとにかく早い対応が必要になります。 フレンドリーである またフレンドリーであることも個人的には大切だと思います。接客において愛想がない、話しかけにくいというのはお客がサービスを受け続けたくなるのか? スペースが確保できるが、担当者があまりにも無愛想で対応が悪いとしたら、別のスペース確保が出来るフォワーダーを選ぶ理由になりますよね。 なので単にものを運ぶ機能としてスペース確保が出来る、運賃が安いというだけでは最低限のフォワーダーの仕事で、それ以上の付加価値はサービスの品質にあるのです。 個人と会社でサービスの質を追求する フォワーダーの会社経営者の立場からすると、これらのサービス品質を担当者個人に依存してしまってはいけません。全てのスタッフが等しく高いレベルのサービスを提供できること。 しかし、一方であなたが営業やCS担当であればサービス品質は自分の力である程度あげることが出来るものです。スペース確保や運賃は会社単位での力なので、これは総力戦です。 会社としても、個人としても、サービスに力を入れるとお客に選ばれるフォワーダーになれるでしょう。

2022年もスペース逼迫か!?船社との交渉早くもスタート | 物流ニュース・物流ラジオ

2022年もスペース逼迫か!?船社との交渉早くもスタート

本日のテーマは海上輸送にて来年の運賃とスペースの交渉が始まったという内容でお届けします。 通常、海上輸送での船会社に対して翌年のスペースや運賃交渉は11月〜12月ぐらいです。しかし、それが今年は9月から始まるという異例の早さでの交渉開始です。 今年のサプライチェーンは大きな混乱があり、来年も同じく乱れることが予想されているからでしょう。 2021年9月10日 イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   契約交渉が早い理由 主に契約では大手荷主やフォワーダーが来年のBooking量を船会社に伝えて、海上運賃とスペースを交渉します。2022年では海上運賃というより、スペース交渉の方が優先されているようです。 現在の世界各地の港や内陸部のコンテナの目詰まりはすぐに解消されるものではありませんし、2022年7月には北米西岸の労働協約が失効されて再交渉が始まります。来年も北米向けの海上輸送ではスペースが逼迫する可能性が高いのです。 運賃交渉とスペース交渉 船会社との交渉における海上運賃の種類についてご説明をします。これらには2種類があり、1つがネームドアカウント、もう1つがFAKレートです。 ネームドアカウント ネームドアカウントは特定荷主の代理店としてのフォワーダーが運賃を得るものです。特定の荷主用の運賃なので他の荷主には使用できません。 FAKレート 一方でFAKレートはFright All Kindsといい、1ヶ月〜3ヶ月の固定レートとご理解してもらえればいいと思います。昨今の状態では3ヶ月のレートを固定する条件は難しいだけでなく、FAKレート自体が使用出来ない場合もあります。 プレミアムレート FAKレートが使用出来ない場合、またネームドアカウント以外の荷主への海上運賃はプレミアムレートという特別運賃をしようする形になります。通常の海上運賃より更に高い費用を払えばスペースを確保するというものです。 プレミアムレートしか使えないとなると、荷主からすると安定したサプライチェーンを確保するために輸送費用が高額になってしまうので、前年にしっかりと契約をしておくのです。 2023年以降の供給過多の可能性 そして、今回の契約で「複数年契約」と意外な提案が一部の荷主からあったようです。 現在 船会社は昨今の好景気の影響もあり、多くのコンテナ船を発注しています。 ・2022年竣工の新造コンテナ船:90万6,000TEU ・2023年以降竣工の新造コンテナ船:396万8,000TEU このように2023年以降は供給過多になる可能性がある為、荷主にとっては複数年契約は不利になる可能性もあるのです。しかし私 個人的にはそこまでの供給過多にはならないと考えています。 スエズブームからの教訓 1956年頃にスエズブームという船会社にとって最大の好景気を迎える時期がありました。 スエズブームとはスエズ運河の所有権をめぐって第二次中東戦争が勃発し、スエズ運河が1年閉鎖されました。その為 多くの輸送船は南アフリカの喜望峰をまわることを余儀なくされたので、海上運賃が高騰したのです。 海上運賃の高騰によって大きく利益を得た船会社は新造船に投資したものの、スエズ運河の再開通が始まると供給過多ととなり海運市場には大きな不況が訪れました。 今回もそのような供給過多への懸念がありますが、過去の失敗から学んだ船会社は環境保護に対応した船腹の利用をするためと供給量をコントロールすると個人的には思っています。 まとめ とはいえ2022年も海上運賃は高い水準が続くと予想して大手荷主やフォワーダーも含めて交渉をしているようなので、来年のサプライチェーンの乱れが予想されます。 私個人的にも来年も引き続き忙しい一年が続くのかと準備を進めねばと思っています。

物流会社のPRに物申す!物流に表現は不要と言い切れるのか? | 物流ニュース・物流ラジオ

物流会社のPRに物申す!物流に表現は不要と言い切れるのか?

今日のテーマは物流会社のPRについてのお話です。 物流会社は基本的に物を運ぶ会社なので伝える会社ではありません。基本的にメディアではないので、伝えるという仕事は広告代理店やYouTuberなどの仕事になるでしょう。 しかし私自身、実際に国際物流業界に身を置いているYouTuberとして、物流会社が何をやってるのかを世の中に伝えるのは大切だと個人的には思っています。 2021年9月9日 イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   日系大手物流企業のYouTubeチャンネル MOL(商船三井)のYouTubeチャンネルがリニューアルをされたとニュースがあったので、チャンネルを見にいきました。それに合わせて日本郵船、川崎汽船などの船会社、日本通運や日立物流などのフォワーダーのYouTubeチャンネルも確認をしました。 個人的に内容は面白いと思いました。最新のテクノロジーや自動車運搬船の最新の形状や機能など。学びがとても多かったです。MOLの「マイクロプラスチックゴミを一般商船で回収する」というセミナーはプロジェクト事態にも大きな関心を得ました。 伸び代しかない 一通りそれらの会社のYouTubeチャンネルを見終わった後に「物流会社のPRには、まだまだ伸び代があるな」と感じました。とても良いコンテンツにも関わらず、視聴回数が少なく、あまり一般的にも知られてないのではと感じました。 他にも日通や日立物流はテレビCMには力を入れてるようですが、YouTubeメディアとしてはもっとうまく表現できるのでは?と思いました。 個人的には物流をより「分かりやすく」「かっこよく」「面白く」など、表現にも注力すると若い世代の人たちも興味を持ってくれて、物流業界に良い影響を与えられるのではと思います。 物流を単なるインフラ機能にしない 確かに物流は物を運ぶというインフラ機能としての側面が強いです。物流の本質は表現ではありません。しかし、物流を単に運ぶ機能だけとしてしまうと価格競争に陥ってしまいます。「物流=コスト」と捉えられてしまうのは少し寂しいものです。 大手企業は規模によるスケールメリットで本船スペースを確保し、安定したコストとスケジュールで物流をお客に提供出来ますが、コロナ前の強烈な価格競争で疲弊したのも事実です。 まとめ 今後の国際物流においては、物流はインフラ機能でありながらも 何かアート的な側面を持つことは出来ないか?そのように日頃考えています。 私自身は国際物流と経済を絡めて情報発信をしています。国際経済と物流の動きは連動しており、国際経済を支える為の物流を より分かりやすく、興味を持ってもらえる為の表現は、これからの時代でも必要なのかなとも思います。

欧米大手荷主の自社コンテナ輸送について!コンテナ船 vs バルカー船の費用比較。 | 物流ニュース・物流ラジオ

欧米大手荷主の自社コンテナ輸送について!コンテナ船 vs バルカー船の費用比較。

今日のテーマは欧米の大手荷主による自社コンテナ輸送についてです。 現在の海上コンテナ輸送では北米向けでピークシーズンを迎えており、スペースも取りにくく海上運賃も高騰を続けています。 そのような中で、アメリカの大手小売のウォルマートやホームデポ、またスウェーデンのイケアは自社でコンテナ輸送を手配する動きを見せています。 2021年9月8日 イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   大手荷主の北米向け輸送量 まず去年のウォルマートとホームデポの北米向けだけの輸送量をご紹介します。 ウォルマート:93万TEU/年 ホームデポ:53万TEU/年 ウォルマートの93万TEUは20フィートコンテナで93万個分を運んだということです。 現在の最も大きいコンテナ船で2万4千TEUのサイズなので、ウォルマートの輸送量がいかに多いかが分かるかと思います。この数字をだけでも自社でコンテナ輸送をした方がメリットがあるように見えますよね。 ウォルマートの自社輸送 そしてウォルマートは2021年8月に2回 自社でのコンテナ輸送をしました。53フィートコンテナを自社で作り、1回目が177本。2回目が247本のコンテナ輸送です。 そして、このときにチャーター手配した船はコンテナ船ではなく、オープンハッチのバルカー船でした。これはバルカー船でもコンテナを輸送出来ると証明した大きな事例になります。 北米向けコンテナ船、バルカー船の費用 ではバルカー船のチャーターと現在のコンテナ輸送の費用はどのようはものでしょうか?かなり大まかにですが費用感覚をお伝えします。 ・現在の海上運賃 上海 - LA: 約USD 6,000/40’ ・バルカー船(サイズ不明) 名古屋 - LA: 約 USD 300,000/ship ※ 弊社の代理店が2021年にバルク船をチャーターした時の参考費用です。 北米向けコンテナ船とバルカー船の費用比較(ラフ) ・ウォルマートが手配したコンテナ輸送(2021年8月):約200本/ship ・船社で輸送した場合(仮定):200本 x USD6,000/40’ = USD 1,200,000/ship ・バルカー船のチャーター費用(仮定):USD 300,000/ship(NGO - LA) 非常にラフな条件ですが、費用感覚としてはこのようになります。 バルカーの船使用にメリットの可能性がある コンテナは購入する必要がありますが、コンテナは何回も使い回しが出来ます。また先日お伝えしたように、海上運賃の高水準は2022年も予想されます。 海上運賃の高騰 2022年まで?理由を解説しました。 コンテナの購入費用を考えたとしても、自社でチャーターをする方が今年、来年はメリットがあると大手荷主は判断をしたと考えられます。 とはいえ全てのコンテナ輸送を自社で手配することはないでしょう。主に海上運賃が上がりスペースが取れなくなるピークシーズンには、このようなバルカー船を使った輸送方法の選択肢が増えると考えられます。 まとめ 今回のウォルマートやホームデポの自社輸送は海運業界にて新しい輸送方法を実現しました。このような大手主の動きは今後のコンテナ船、バルカー船の市場にどのように影響を与えてくのかが注目だと思います。

2020年 世界のコンテナ港湾の取扱量トップ100 | 物流ニュース・物流ラジオ

2020年 世界のコンテナ港湾の取扱量トップ100

今日はイギリスのロイズレポート(Lloy’s List)による、2020年世界のコンテナ港湾取扱量TOP100についてお話しします。 ロイズレポートはロンドンにて1734年から海運ニュースを発信している歴史ある海運ジャーナルです。 2021年9月7日イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   コロナ禍でも成長した経済 去年(2020年)はコロナが始まり、そして各国で感染が深刻化していきました。その為に世界の貨物取扱量は減少したのではないか、とこのニュースを見たときに思いました。 しかし、2020年の世界のコンテナ取扱量は2019年比で2.5%アップをしています。 2018年〜2019年比では4.8%の成長だったので、2020年では成長が鈍化しているものの 世界経済はコロナ禍であっても力強く成長したというのが個人的には大きな印象でした。 中国のコンテナ取扱量が鈍化 そして注目は中国です。2020年、中国全体における港の取扱量の成長は3%未満でした。 これはアメリカのトランプ政権にて中国との貿易戦争があり、世界の大国 二国間での貿易取引に鈍化が見られたからです。トランプ政権ではアメリカ第一主義でしたから。 その中国から減少した分の貿易取引を、他の東南アジアの国々にシフトしていったという流れになります。 世界No.1の中国コンテナ取扱量 とはいえ中国の輸送量は、世界のコンテナ取扱量の全体の40%を占めています。やはり世界最大の人口の多さと、世界の工場としての存在感は大きな影響力を持っています。 2020年 世界のコンテナ港湾ランキング それでは2020年のコンテナ港湾 取扱量のランキング発表していきます。 【トップ5】 1位:上海 2位:シンガポール 3位:寧波 4位:深セン 5位:広州 中国の港の影響力 なんとトップ5に中国の港が4つも入ってます。 上海は11年連続不動の1位です。2位のシンガポールは世界のハブとして有名ですよね。シンガポールで生産や消費が多くされたのではなく、ハブとしてコンテナの取り扱い多い港です。 そして3位と4位の寧波と深セン。2021年ではこの2つの港の港湾作業員にコロナ感染者があり、一部のターミナルが閉鎖されて国際物流に大きな乱れがありました。 このように世界でNo.3とNo.4の大きな港の一部が閉鎖されるというのは、非常に大きなインパクトがあり大問題につながると実務においてもよく分かりました。 各地のコンテナ取扱量ランキング 次に個人的に気になった港のランキングを紹介していきます。 【イーノさんが気になるランキング】 ・6位:釜山 ・10位:ロッテルダム ・11位:ドバイ ・12位:ポートクラン ・16位:ロサンゼルス ・20位:レムチャバン ・25位:ホーチミン ・33位:ジャワハーラル・ネイルー ・39位: 東京 コンテナ取扱量から見る経済 釜山、ポートクランはアジアのハブ港で有名です。10位のロッテルダムはヨーロッパのハブ港。11位のドバイは中東・アフリカへのハブ港になります。 20位のレムチャバン港、25位のホーチミン港はハブ港ではありません。生産拠点として東南アジアのタイやベトナムの強さが確認出来ます。 生産国としてのインドの可能性 そして33位のジャワハーラル・ネイルー港はインドで初ランクインした港です。次いで37位にムンドラ港になります。インドの人口は中国に続いて多い国にも関わらず初ランクインが33位というのは、インドがIT大国だというのを表しています。 しかし今後 インドが生産拠点として影響力を持つようになれば港の勢力図は変わってくるかもしれません。 まとめ このようにコンテナ取扱量の流れが分かると、大きい視点での経済の流れが見えて 非常に面白いと個人的には思います。 今回のロイズレポートのリンクを貼っておきますので、是非 見てください。 ロイズレポート(Lloy’s List)による、2020年世界のコンテナ港湾取扱量TOP100

海上運賃の高騰 2022年まで?理由を解説しました。 | 物流ニュース・物流ラジオ

海上運賃の高騰 2022年まで?理由を解説しました。

今日のテーマは海上運賃の高騰はいつまで続くのか?というテーマでお話をしていきたいと思います。 今日のストリート・ジャーナルの物流カテゴリーのニュースではアメリカ港湾関係者が、昨今の海上運賃の高騰は2022年まで続くと予想しているとの記事でした。これについては私も同意見です。 2021年9月6日イーノさんの物流ラジオ .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 480px) { .standfm-embed-iframe { height: 230px; } }   北米向けのピークシーズン〜いつまで? 現在では北米西岸沖に40隻もの船が貨物の積み下ろしの順番を待って沖待ちしています。コロナ前であれば沖待ち自体が珍しい状態だったのにも関わらずです。 2022年2月 中国の旧正月 一般的に9月は確かにピークシーズンなのですが、ピークを終えても2022年2月には中国の旧正月があります。 そして現在 問題になっているコンテナの滞留は1−2ヶ月で解消されるものではありません。旧正月前には中国からの貨物の出荷量が増えます。 その為、北米でのコンテナ滞留が解消しつつあるタイミングでまた貨物量が増えて、港の混雑につながる可能性があるのです。 2022年7月 北米西岸労働協約の改定 そして2022年7月。アメリカの西海岸港湾の労働協約が失効され、改定交渉が始まります。これにより北米西岸港湾の機能が低下することが予想されるのです。前回の2014年の労働協約改定では妥結するまで、なんと9ヶ月の時間を要しました。 この間、西岸港湾は機能低下し、多くの貨物がエアー・カナダの西海岸・北米東岸経由で輸送をされることになったのです。 前回でも北米東岸向けの海上運賃は高騰しましたので、2022年7月においても同様に海上運賃の高騰が考えられます。 2022年9月 クリスマス商戦輸送の開始 そして、そうこうしているうちに2022年9月。来年のクリスマス商戦が始まります。 この時に北米西岸港湾の機能が低い状態であれば、今年と近いような問題が発生するでしょう。 船腹供給過多で価格は下落するか? 上記の理由で2022年末まで、海上運賃が下がる理由がほとんど見当たりません。 現在、船会社は好景気によって新規コンテナ船の発注を進めているので、供給過多による価格下落を予想している人もいるでしょう。 しかし船腹の絶対量が増えて過去のスエズブーム後の不況、価格の下落のようにはならないと私 個人的には予想しています。 激しい価格競争からの教訓 なぜなら船会社も前回の不況を教訓にしているはずだからです。2017年には韓国のHanjin海運は倒産し、日本郵船でも約2,700億円の巨額赤字を計上しています。 そして現在 造船中の船は脱炭素に向けた仕様で、これまでの旧型の船は環境対応に不適切ということで市場の船腹量を調整することも出来ます。その為に海上運賃も調整されるのではと予想をしています。 まとめ 私自身も国際物流業に従事をしている身として、運賃が安すぎるのは問題だと思います。船会社が赤字経営をしなければいけない状態は健全なインフラ機能とは言えません。 とは言え、高すぎる海上運賃も問題なので、いち早く適正価格に戻って欲しいと思います。

2021年8月物流ニュース | 物流ニュース・物流ラジオ

2021年8月物流ニュース

この記事を動画で見る どうもこんにちは飯野です。 今回は2021年8月の物流や海運に関するニュースをお届けします。「物流の今」を知りたい方に、役立つ情報を厳選しましたのでお楽しみ頂ければと思います。 それでは、いってみましょう。 中国・寧波港、感染者発生。一部コンテナターミナル封鎖により物流へ影響か 中国・寧波港で11日新型コロナウイルス感染者1名が確認され、同日より感染者が発生した寧波港梅山島コンテナターミナルは閉鎖になりました。 寧波港は中国港湾のコンテナ取扱量では第2位の規模を誇り、華東地区では上海港と並ぶコンテナ物流の重要拠点です。 そのため、今年5月末にコロナ感染者が発生した塩田港と同様の港湾混雑や物流の混乱が懸念されています。 17日現在寧波港で閉鎖されているコンテナターミナルは、梅山島だけで他の主要ターミナルは通常通り稼働しており、現時点では国際物流への影響は限定的ですが、長期化すると大きな問題につながるでしょう。 オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)の13日発表した文書では、「梅山島コンテナターミナルの停止による衝撃は今のところ大きくない。ただ、梅山島に寄港予定だった一部船舶が他のターミナルへ寄港を変更するために、今後は影響がでてくるだろう」と見解を示しています。 上海空港、コロナ感染者発覚により貨物輸送便に混乱 中国・上海浦東空港の混乱が深刻化しています。8月21日に新型コロナウイルスの感染者が新たに確認され、21日の午前中から航空貨物の取り扱い機能が事実上停止していた模様です。 23日から上屋業務の一部が再開されましたが、貨物便の運休や受託の停止・制限が拡大しています。旅客便のベリーや運航中の貨物便のスペースも逼迫(ひっぱく)しており、航空運賃も上昇しています。 最悪、混乱は数週間続くとの観測もあり、例年9月からは欧米でのクリスマス商戦に向けた荷動きが活発になり、混乱が長期化すれば問題の影響は大きくなるでしょう。 北米西岸、再び沖待ち渋滞悪化 ロサンゼルスとロングビーチ両港には、ここ数日37隻のコンテナ船が停泊しており、2月以降で最も多い数となっています。 これはアメリカの年末商戦や在庫の補充のためもので、荷主がホリデーシーズンの輸入品を前倒ししていることが起因しています。アメリカ中西部の主要なハブでは、西海岸からシカゴへの輸送を制限するほど、コンテナが山積みになっています。 ターミナルでも記録的な量のコンテナがトラックや鉄道のキャパシティを圧迫しているため、コンテナが積み上がっています。 そのため内陸部に移動するまでのコンテナの保管期間がコロナ前では平均2~3日、現在では平均9~10日と状況は悪化しています。 ベトナム港湾混雑が悪化。カトライ港で大型貨物の引き受け制限 新型コロナウイルス感染が再拡大しているベトナムで7月下旬から主要都市でロックダウンが実施され、物流に影響を及ぼしています。 ベトナム港湾では昨年来の物流増加で混雑が続いていましたが、ロックダウンによる移動制限で労働者の確保が難しくなっています。 更に工場の稼働停止で輸入コンテナの引き取りがされず、コンテナが港に溜まり港湾の混雑が深刻化しています。 南部ホーチミンに近いカトライ港を運営するサイゴンニューポートは、大型貨物の引き取りを停止。輸入貨物の早期引き取りを依頼し、混雑解消を呼びかける通知をしました。 日系物流企業の現地駐在員は、「工場の操業停止が長引けば部材輸入も減速し、混雑が緩和する可能性はあるが基本的には輸出が堅調。空バンのピックアップを他のインランドデポにするなどカトライ集中を是正しない限り、荷役停止などもあり得る」と懸念を示しています。 DHL Express 12機の電気航空機を購入 DHLは8月3日、Eviation社から12機の電気航空機を購入し、すべての路線で運航することを発表しました。 声明の中で「クリーンなロジスティクスを実現するためには、あらゆる輸送手段の電気化がゼロエミッションという目標に貢献する。」と述べています。 電気航空機「Alice eCargo plane」の積載量は約1,800kg、航続距離は815km。飛行中の充電に必要な時間は30分以内とのことです。DHLは2023年までにCO2排出量を削減する取り組みに70億ユーロを投資し、2050年までにCO2排出量をゼロにすることを約束しています。 マースク、物流事業者2社買収し、さらなるは買収に乗り出す 世界最大手船会社マースクは約10億ドルに相当する買収を実施しました。 米国ソルトレイクシティを拠点とするVisible Supply Chain Management LLCと、オランダを拠点とするB2C Europeの2社の買収になります。 今回の買収は倉庫業、通関業、トラック輸送技術の分野での買収、投資に関わるもので、マースクの事業拡大が海上貨物から内陸物流へと拡大すること表しています。 マースクは世界的な海運市場の好況も影響し、堅調な収益を報告。主力事業であるマースクラインの輸送量は前年同期比で15%増加し、平均運賃は59%上昇しました。 好調な業績の中、更により大きな買収の可能性も示唆しています。 DSVパナルピナ、アジリティの事業買収完了。世界第3位に 国際物流大手DSVパナルピナは16日、中東物流大手アジリティの一般貨物部門グローバル・インテグレーテッド・ロジステイクス(GIL)の買収が完了したと発表しました。 これにより、DSVパナルピナの売上高は1,600億DKK(約2兆7700億円)となりました。 今回の事業買収により業界では、ドイツポストDHL、キューネ・アンド・ナーゲルに次いで世界第3位となります。 DSVパナルピナはフォワーディング事業の拡充や、中東、アジア太平洋地域で事業拡大を見込みます。アジリティが所有する倉庫約140万平方メートルも活用し、欧州、中東の陸送を強化するとのことです。 解説コーナー それではニュースの解説のコーナーに参りましょう。 8月は物流の混乱につながるような問題が多かったなという印象です。特に中国ですね。中国の寧波港、上海空港での機能停止はサプライチェーンに大きな影響を実際に与えています。 寧波港は世界で第3位のコンテナ取扱量のある巨大港なんです。ここが混雑してしまうと、船は混雑を避けるために寧波港を抜港して上海などで積み込み・積み下ろしをします。 そうなると上海港が混雑する可能性もあり、上海港で本船スペースの確保が難しくなったりして、海上運賃の高騰につながる可能性もあります。 そして上海空港も同様に混乱し始めています。上屋で荷物をハンドリングするマンパワー不足になっていて、通常は2−3時間で終わっていた作業が6-10時間ほどかかるようになり、離職する人たちも増えてきているとのことです。 上屋での作業に時間がかかっているから、輸出では貨物が空の状態で飛ぶ旅客機があったり、輸入では貨物を積んだまま次の空港に向かう飛行機もあるみたいで、非常に混乱をしています。 航空運賃も実際に上がっていて北米向けで約USD1.5-3/kg, 欧州向けでUSD0.7-1.5/kgも上がったりしているそうです。今後どの様になるかが本当に注目です。 そしてアメリカの港の混雑が8月から再発生してきました。通常北米のクリスマス商戦への貨物需要は9月からなんですが、昨今のサプライチェーンの乱れで8月に前倒しになっています。 本当に北米向けのコンテナ輸送はスペース確保が難しくて、タイ初のロングビーチやニューヨーク向けでは弊社でも多くのお問い合わせを頂いております。 幸いスペースが取れるケースも多いのですが、海上運賃が高くて送るだけで赤字になるという荷主さんもいる模様です。 混雑や価格に落ち着きが見え始めるとしたら中国の国慶節が始まる10月以降でしょうか。 更にベトナムのロックダウンも物流に影響を与えています。先日、ベトナムのフォワーダーさんとオンラインで話をしたんですが、工場は稼働し始めているけど通常より生産量が落ちて仕事も減っているとのこと。 とにかくはワクチンが流通して1日でも早い回復を祈るばかりです。 現在、物流は混乱しているのですが大手企業各社は次々に国際的な環境テーマである脱炭素に向けての活動を始めています。その中でDHLの電気航空機には驚きました。 まさか電気で貨物機が飛ぶ時代が既に来ているなんて全く知らなかったので、こういうニュースにも注目をちゃんとしないといけないなと思いました。 この電気航空機の機体ですが未来的でカッコいいんですよね。若い人たちがより物流に興味を持ってもらえればいいなと思います。 そして最後に大手物流企業による買収です。これは先月もお伝えしましたが、昨今の船会社や大手フォワーダーは非常に儲かっています。 これを機に事業拡大のために物流業界でM&Aが日々行われている感じですが、今回は海運会社のマースクが内陸の物流を取りに行ったというのが注目でした。 またDSVパナルピナとアジリティの合併。大手企業同士の合併で更にスケールメリットを活かしてシェアの拡大を目指していくものと思われます。 コロナ以降の物流業界では船会社は限られたスペースを高く売って大きな利益を出し、大手フォワーダーはスケールメリットを活かして船社からのスペースを確保しています。逆に中小のフォワーダーだとスペースが取れない会社も実際にあったりします。 そういう意味で大手企業は得た利益で投資やM&Aを実施し、更に大きくなっていき、スペースが取れない中小フォワーダーは仕事が取れず生き残りが厳しくなるかもしれません。 まさに後期の戦国時代の様な感じでプレイヤーが限定されてきた印象です。 私自身も他人事ではなくしっかりと経営の舵取りをしなければいけないなと思っている今日この頃です。 今回の物流ニュースはいかがだったでしょうか。 今回参考にしたニュースのソースは概要欄にリンクを張っておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。 あと、最近はイーノさんの物流ラジオという企画でYouTubeとスタンドFMで音声配信をしています。 主に日々のニュースや物流に関する雑談を毎日更新していますので、もしよろしければそちらの登録やフォローもよろしくお願いします。概要欄にリンクを貼っておきますね。 それでは、現場からは以上でーす!ありがとうございました。 ・Twitter で DM を送る https://twitter.com/iino_saan ・LinkedIn でメッセージを送る https://www.linkedin.com/in/shinya-iino/ お問い合わせは「ツイッター」と「LinkedIn」のみで承っております。