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貿易コラム

ジャパントラスト、LA向け在来船チャーターを再度実施!沖待ち回避。3月名古屋積み。 | 物流ニュース・物流ラジオ

ジャパントラスト、LA向け在来船チャーターを再度実施!沖待ち回避。3月名古屋積み。

どうもこんにちは、飯野です。 今日は海事新聞のニュースから、「ジャパントラスト、在来船で北米西岸向け輸送、3月に名古屋積み」についてお話していきたいと思います。 2022年2月4日イーノさんの物流ラジオ ジャパントラスト社について 名古屋に本社を置くジャパントラスト社は、NVOCCで北米向け世界6位の規模の、主にオーバーゲージ貨物の輸送が得意な独立系のフォワーダーさんです。 革新的な菅社長 菅社長はイケイケの社長さんで、僕もオンラインで3回くらいお話ししたことがあります。HPの構成や自社のLINEスタンプを作成したりなど、色々と似ているところがあると思っています。 クラウドファンディングを行ったり、新しいことに挑戦している社長さんです。 LA港向けに在来船チャーター ジャパントラスト社は3月末に名古屋港からロサンゼルス(LA)港向けに在来船による輸送を予定しています。 LA港の沖待ち LA港の沖まちは深刻で、少し前は100隻の沖待ちがあると報道されていました。先日のデトロイトの方と対談した際、1−2ヶ月遅れは当たり前とおっしゃっていました。 ジャパントラストのサービス LA港までのトランジットタイムは約20日間です。 重量物、特殊コンテナを使う工作機械のほか、通常はドライコンテナを使う貨物も引き受けるそうです。危険品は扱わないとのことです。 海上輸送のほかにも、ドアデリバリー、梱包、保管などにも対応し、SOC(荷主のコンテナ)の船積みは要相談ということです。 在来船チャーターの実績 これまで 2014年3月と2021年3月:名古屋積み 2021年9月:下関積み 以上の3回、在来船のスペースチャーターで北米向け輸送を実施しました。 菅社長曰く、コンテナ輸送混乱の中、「当社がスペースを生み出すことで、限られたキャパシティーを取り合って、誰かが泣く状況を避けられる」とのことです。 在来船は沖待ちリスクが少なく、過去3回ともスムーズに輸送できたようです。オーナー企業の強みを生かし、リスクを背負った輸送手段も手配しています。 ハイリスクでもサービス提供 最近、企業紹介が多めですが、企業案件ではなく、僕が勝手ご縁のある会社さんを紹介しているだけです。 LA向け在来船のチャーターは、確か2−3千万円すると思います。 貨物が集まらなかったら大赤字になりますが、それだけのリスクをとってでも、必要とされているサービスを提供してらっしゃいます。とても勢いのある会社さんだと思います。 今回のLA向けの受付は、2月15日までのパッキングリスト提出、3月18日までの搬入が船積み条件になります。 もしLA向けでスペース取れずにお悩みの場合、ジャパントラストさんにお問い合わせをしてはいかがでしょう。

JapanFuse、「PortX」の提供開始。国際物流の見積もりをDX!PFで業務を一元管理。 | 物流ニュース・物流ラジオ

JapanFuse、「PortX」の提供開始。国際物流の見積もりをDX!PFで業務を一元管理。

どうもこんにちは、飯野です。 今日は、海事新聞からのニュースで、「国際物流の見積もりを電子化する「PortX」本格提供」についてお話していきたいと思います。 2022年2月2日イーノさんの物流ラジオ JapanFuse、「PortX」提供開始 国際物流のDXに取り組んでいるJapanFuseが見積もり業務を効率化するデジタルプラットフォーム「PortX(ポートエックス)」の提供を本格的に開始します。 JapanFuseについて JapanFuseの石田社長は、大学卒業するタイミングでこのサービスを始め、非常に若い方です。去年にTwitterから問い合わせがあり、国際物流業界について色々とお話しさせていただきました。 それで今回紹介するPortXが開発され、海事新聞にまで載ったということで、本当にすごいことです。 そこで、「PortX」について紹介したいと思います。 「Port X」のサービス 見積もり業務を効率化するデジタルプラットフォームで、海外調達・生産、貿易など国際物流を行う荷主などがターゲットです。 国際物流の見積もりでは、フォワーダーや3PL事業者ごとにフォーマットが違います。 弊社でも、船社から見積もりはリストで来たり、LINEで都度回答をいただいたり、都度フォーマットが異なります。 見積もり取りまとめの業務 船会社、フォワーダーから見積もりが出てきても、荷主さんがそれをまとめるのはとても大変です。それぞれの会社で、エクセルや自社システムへの転記などをしており、そこでは入力ミスなどのリスクもあります。 これら業務は単純作業ですが、オープンにできない情報の外注しづらい面もあります。 情報共有の必要性 案件ごとに担当が違う場合もあり、情報が適切に共有されていない状況もあります。 実際に弊社の営業でも、それぞれが見積もりを取ったりしており、情報管理と共有もうまくできておらず、無駄が多いと感じます。 大きい企業なら尚更そういう問題もあると思います。 「PortX」では見積もり業務をプラットフォーム上で行うことで、これら課題の解決を目指すとのことです。 プラットフォーム上で業務 2月から、「スポット案件」および「定期入札案件」に対応する形で、本格的に「PortX」のサービスを提供します。 利用企業は、プラットフォーム上で登録した事業者に対して、一括で見積もり依頼を送信することができます。回答された見積もりは自動で集計され、価格比較表なども自動で作成できます。 メール送信等のコスト削減も期待 この際、フォワーダーや3PLにおいても、メール送信や確認のコミュニケーションコストが削減されることが期待されています。 フォワーダーも金額をパパッと入力するだけです。 プラットフォーム上で一連の業務を完了することで、見積もり工数を従来のやり方と比較して6分の1まで低減できると報じられています。 一元管理で業務・情報の属人化回避 発注者側では、組織内で情報の共有が行えるため、業務・情報の属人化を避けられます。ここが大きいと思います。 例えば、それぞれの担当者が見積もりをプリントアウト、比較、データ保管、書類も別途保管、など結構な事務処理となりますが、プラットフォーム上で一元管理できると、かなり楽になると思います。 「PortX」のサービスコスト 「PortX」の初期導入費用は不要です。 こういったシステム開発では数千万から数億円かかることもありますが、「PortX」はクラウド経由のソフトウエア提供なので、追加機能などの追加開発コストもかかりません。 導入も数週間程度で、月間運用費は顧客の規模・課題に合わせて柔軟に設定するとしています。 個人的にも良いサービスだと思います。 スペース残表示はもう少し後に 見積もりの簡単比較というところで、価格だけを見られそうなところは、フォワーダーの立場としてはちょっと怖いですが、荷主の立場ならマーケットプライスが大体わかります。 とはいえ、出てきた見積もりから最安値を選んだとしても、スペースが取れるかどうかは別の話です。 本船スペース残の表示は船会社のAPIが解放される必要もあり、もう少し後になると思います。 自らのスキルで課題解決 大学卒業間近の学生が、業界関係者にヒアリングをし、課題を自分たちで見つけ、僕らの世代が苦手としているプログラミングで課題を解決しようとしているところが本当にすごいと思います。 普通のITエンジニアだと、なかなか課題は見つけられません。 しかし、石田社長は自分のプログラミングスキルで課題を解決するところまで持ってきており、優秀で実行力のある社長さんだと思います。 IT化・DX化における世代 IT化、DX化に関しては、若い人の方が得意です。こういう優秀な若者を応援・サポートするのも、上の世代の役割ではないでしょうか。 知らない!分からない!で終えるのではなく、上の世代は築いてきた人脈や経験があるので、それを活かして若い人を応援する文化がもっと広がればいいと思います。 PortX、導入費無料ですので、問い合わせされてはいかがでしょうか。

海上輸送におけるマニフェストとは? | 輸送・ロジスティクス

海上輸送におけるマニフェストとは?

この記事を動画で見る どうもこんにちは。飯野です。 今回は海上輸送の実務で登場してくるキーワード、「マニュフェスト」について解説をしていきたいと思います。 マニフェストとは 貿易事務・実務を経験されている方なら、海上輸送で「マニフェスト」という言葉を耳にする機会があるかと思います。 マニフェストとは、船にどんな貨物が積まれているかが記載されている明細書のことです。 飛行機でいうと、どんな人がその飛行機に乗っているのかが記載されている乗客名簿のようなものです。 マニフェストの役割 海上輸送におけるマニフェストには、揚地側(輸入側)の税関にどんな貨物が運ばれてくるのかを事前に知らせるという役割があるのです。 特に、2001年に起きたアメリカ同時多発テロにより、アメリカが「船積24時間前のマニフェスト提出ルール」を義務付けるようになったことから、マニフェストは各国でもテロを未然に防ぐために重要視されるようになりました。 マニフェストの活用 税関は輸出入貨物の許認可の可否を判定する国の機関であり、その名の通り「関所」としての役割を担っています。 その税関がテロ行為に使用される疑いのある貨物を事前に特定し、それらの貨物が輸入されないよう、マニフェストを活用しています。 マニフェストの記載内容 ここで、海上輸送におけるマニフェストにはどのような情報が記載されているのか、確認していきましょう。 マニフェストには、大きく分けて2つの情報が記載されています。 本船の情報 まず、1つ目に「本船の情報」です。 この本船の情報として記載されている内容は次の2つです。 ・貨物を積んでいる本船名 ・貨物を積んでいる本船の国籍 「本船の国籍」とは、私たちに国籍があるように、船にもどの国に所属しているかの「船籍」があります。 貨物の情報 2つ目には、「貨物の情報」で、最も重要です。 貨物の情報は主に以下の内容が記載されています。 ・コンテナの種類 (Container type) ・コンテナ番号.とシール番号. (Container No & Seal No) ・船荷証券番号 (Bill of Lading No) ・シッピングマーク (Marks & Nos) ・品名 (Description of Goods) ・梱包の種類 (Kind of Packages) ・貨物の数量 (Number of Packages) ・総重量 (Gross Weight) ・容積 (Measurement) ・仕出地 (Place of Shipment) ・仕向地 (Place of Destination) ・荷送人 (Shipper) ・荷受人 (Consignee) などです。 これらの貨物の情報は、B/Lに記載されている内容です。つまり、マニフェストはB/Lの内容を基に作成されています。 マニフェストの流れ さて、海上輸送におけるマニフェストは誰が作り、どのようにして揚地の税関に送られるのでしょうか。 ここで、マニフェストの流れをご説明します。揚地によって異なることもあるので、ご注意ください。 船会社がマニュアル作成 先ほどでもお伝えした通り、マニフェストはB/Lの内容を基に作成されます。B/Lは貨物を積んだ船の船会社が発行します。 つまり、B/Lの情報を管理している「積地側の船会社」がマニフェストを作成するのです。 積地側船会社~揚地側船会社代理店~税関 作成されたマニフェストは、積地側の船会社から揚地側の船会社代理店に送られます。そして、揚地側の船会社代理店から税関へと送られます。 尚、積地側の船会社から直接揚地側の税関にマニフェストを提出する場合もあります。 24時間ルール マニフェストには、冒頭でお話しした通り、「24時間ルール」というマニフェストの提出期限があります。 これは、貨物が本船に積まれる前、または貨物を積んだ本船が港を出港する24時間前までに揚地側の税関にマニフェストを提出するよう、アメリカをはじめ、カナダや欧州などの税関がテロ対策の一環として義務付けたルールです。 マニュフェストの注意点 マニフェストの注意点もお伝えしておきましょう。 マニフェストはB/Lの内容を基に作成されるので、もしB/Lの内容が実際の貨物の情報と違いがあった場合、マニフェストも実際の貨物の情報と異なってしまいます。 このようなことが起きると、揚地側での輸入通関の際に税関から輸入者へ確認が入り、通関がスムーズに行われない場合があります。 このようなことが起きぬよう、B/Lの基データを作成するのは荷主(SHIPPER)ですので、早めにACLやD/Rに必要な情報を送っていただけるよう、また内容に間違いのないよう、荷主への協力を仰ぐことが一番大切です。 また輸入通関用のI/V、P/L、その他現地で必要なライセンスやC/Oなどにもマニフェストと相違がないか、荷受人と荷主とで確認する必要もあります。 マニフェストの訂正 B/Lとマニフェストの内容に訂正が必要になった場合、時間と費用がかかります。 「B/Lが発行された」 = 「マニフェストが揚地の船社代理店へ送信が完了された」ということになります。 マニフェストは通常、港から本船が出港するとロックされます。ロックされるというのは、揚地側の船会社代理店でマニフェストの情報が取り込まれ手配が進むと、船会社代理店の許可なしでは貨物の情報を訂正することが出来ないということです。 そのためロック解除に時間を要することがあります。 その為「B/Lの内容を訂正する」=「マニフェストの内容も訂正が必要」ということになります。 両者の内容を訂正するには、訂正料が発生します。 マニフェストの訂正料 B/Lとマニフェストの訂正料は船社によって料金が異なります。また、マニフェストの訂正に掛かる費用は積地側だけではなく、揚地側でも発生する場合があります。 その場合、予定していなかった揚地でのマニフェストの訂正料を誰がもつのかと輸入者ともめることも少なくありません。 このような問題が起きないよう、B/Lの内容の訂正が必要となった際は、船社へ事前にB/L訂正料と併せて積地と揚地の両方のマニフェスト訂正料についても確認しておいた方がよいでしょう。 B/Lの内容に注意 揚地が韓国や中国といった近海の場合は、B/Lやマニフェストを訂正している間に船が到着してしまうことがあります。 貨物は到着しているのに、輸入者の手元にB/Lがなく輸入通関の手配が出来ない、マニフェストの訂正に時間を要し輸入許可がおりないといったことで、輸入者がなかなか貨物を引き取れないという事態になり兼ねません。 荷主は、正確にマニフェストの情報が税関へ送られるためにも、B/Lの内容に細心の注意を払って作成することが重要になります。 まとめ これまでの海上輸送におけるマニフェストの内容のポイントをまとめておきましょう。 マニフェストは、 1.国の安全対策に活用されている 2.B/Lの内容がマニフェストの情報となる これまでの説明の通り、マニフェストの内容に不備があると、後々、船会社、税関、場合によっては輸入者といった色々な関係者に追加の作業・時間・費用などが発生し、貨物の流れ・国の安全対策に影響をきたします。 マニフェストの情報は重要なだけに、マニフェストの基となるB/Lの内容の取扱いに気を付けながら、業務を進めていきましょう。 今回の内容はいかがだったでしょうか。このチャンネルでは貿易のお仕事で使える知識や実践的なノウハウをお伝えしています。 もし今回の内容が勉強になった!という場合、いいね!チャンネル登録、あとSNSでのシェアをして頂けると非常に嬉しいです。今回の内容は以上になります。ありがとうございました! ・Twitter で DM を送る https://twitter.com/iino_saan ・LinkedIn でメッセージを送る https://www.linkedin.com/in/shinya-iino/ お問い合わせは「ツイッター」と「LinkedIn」のみで承っております。

貿易事務の1日の流れ | 輸送・ロジスティクス

貿易事務の1日の流れ

この記事を動画で見る どうもこんにちは、飯野です。 今回は、フォワーダーで働く貿易事務の1日の流れについてご紹介していきたいと思います。 会社によって業務プロセスは違うかもしれませんが、あくまで参考の一つとしてご視聴頂ければと思います。 貿易事務とは 「貿易事務」と聞いて、みなさんが思う仕事内容はどのようなものでしょうか? 英語を使って海外とやり取りをしたり、英語で商談や会議を進めたり、海外出張に同行したり、来日したお客様のアテンドを行う、そんな華やかな世界で最前線で働く姿を想像されるかもしれません。 しかし私が知る限りでは、フォワーダーの貿易事務のお仕事では英文メールでやり取りすることはあっても、電話や対面で英語を話す機会はそれ程多くはありません。 貿易事務は業種や業界によって仕事内容が全く異なります。 必要なスキル 商社やメーカー勤務だと、英語の使用頻度は多く高度な英会話スキルが求められることもあるでしょう。 しかしフォワーダーで働く場合は、海外とのやり取りは9割がメールのため中学生レベルの英文法スキルさえ持っていれば海外の人たちとコミュニケーションを取ることができます。 フォワーダーで貿易事務として働くために必要なスキルは、「英語」よりも「正確かつスピーディーに業務を遂行する能力」だと実感しています。 貿易事務の業務内容 さて前置きが長くなりましたが、ここからは日本のフォワーダーの会社で貿易事務として活動されていた、弊社の協力者のリアルな1日の流れを紹介します。 輸出の場合 主に輸出業務では ・コレポン ・船積書類の作成、確認 ・貨物搬入までのスケジューリング ・輸出通関業務 ・L/Cチェック などを行います。 輸入の場合 そして輸入業務では ・コレポン ・国内配送指示、納期調整 ・輸入通関業務 ・関税・消費税の納付 などを毎日ルーティンで処理するイメージです。 コレポンとは ちなみにコレポンとは、Correspondence(コレスポンデンス)の略で英語を用いて海外とメールのやり取りを行うことを指します。 フォワーダーでの貿易事務が英語力必要とされる理由は、扱う書類が全て英語表記であるためです。 それでは順を追って紹介していきますね。 AM9:00~:メールの仕分け まずはパソコンを開いてメールのチェックから1日が始まります。 貿易事務は海外とのやり取りが多いため、時差の影響で夜中にメールが届いていることが多いです。 そのため、朝一は海外から届く大量のメールを仕分けしていく作業で時間を取られます。 輸出の場合は、輸出先の船会社へ商品情報を伝えたり、事前に書類を送付したりします。 一方輸入の際は、輸出者へ書類や商品情報を取り寄せるために催促のメールを送ったりします。 一般的に、輸出業務の方が高度な英語スキルを求められることが多いです。 海外とのメール このときにメールの返信があれば良いのですが、海外は連絡にルーズなところがあるので何日かほったらかしにされてしまうこともあります。 1日に3〜5回催促メールをして、やっと返信してくれるということも少なくはありません。 最近では、業務の効率を高めるためにSkypeやTeamsなどのチャット機能を取り入れている企業が多いです。 AM10:00~:スケジューリング 輸出者から船積み依頼があれば、船会社へBOOKING手配をします。最近はコンテナ不足が多発しているため、出航までに余裕があっても希望のスケジュールでスペースが取れないことが多いです。 そうした場合は、輸出者へ積載可能な本船候補を伝えてスケジュールを調整してもらいます。 AM10:30~:支払処理 船会社からFAXまたはメールでアライバルノーティスが届いていれば、輸入者に代わって海上運賃やCYでの諸費用の支払処理を行います。 当日ピックを要する際は、支払い処理を当日の午前中に済ませる必要があるため社内の経理部と連携を取りながら早急に進めます。 入金確認 処理を終えたら、船会社へ入金が無事にされたか電話で確認をします。 過去に船会社側で決済が混み合い支払い確認がされない、というアクシデントが起こったことがあります。 そのときは、コンテナヤードでコンテナの引き取りが行えず、船会社へ確認して事なきを得たのですが、当日引き取りの場合は支払処理後、船会社へ入金確認が取れたかの電話をした方がよいでしょう。 AM11:00~:国内配送手配 国内納品を急ぐ輸入貨物があれば配送会社へ依頼します。 昨今のドライバー不足が原因で、「当日ピック翌日納品」の手配が難しい状況が続いています。 即納を要する場合は、高速代や手数料としての追加料金が発生することがあるので、輸入者・配送会社・フォワーダー間で迅速にコミュニケーションを図りながら手配を進めなければなりません。 PM13:00~:船積書類作成 お昼休憩が明けると、午後の仕事を始めます。 急ぎの仕事が無ければ、船積書類の作成・確認を行います。 作成する書類は、Wordソフトを使ってインボイスやパッキングリストなど。金額や数量など間違いのないように注意して入力します。 またD/R(ドックレシート)の作成も併せて行います。 D/RはB/Lの情報元になるので1字のミスも無いように入念にダブルチェックをします。 L/C確認作業 そして、L/Cの確認作業も行います。 品名や買取・発行銀行のスペルミスがないかどうか、何度も確認をします。 書類の確認作業 貿易事務は書類に誤りがないか、不備がないかを確認する作業が業務の5割を占めていると言っても過言ではありません。 正直なところ、書類の作成や内容確認は集中力を要する業務のため午前中に済ませたいところです。 ただ、午前はメールチェックや支払処理、急ぎの配送手配など緊急性の高い仕事を優先するので、どうしても後回しになってしまいます。 PM14:00~:通関の書類作成 輸出・輸入通関の書類作成を仕上げていきます。 商品説明書(MSDS)を取引先から取り寄せたり、他法令に該当する場合は他法令の許可書が準備されているかを確認します。 初めて輸出入する製品は、税関から用途などの質問が入ることが多いので、あらかじめ取引先へ確認しておくことも時間の効率化につながります。 PM15:00~:B/L差し入れ B/Lを船会社へ差し入れに行きます。 また、D/O(デリバリーオーダー)レスでない場合は、原本が必要なので引き取りに行きます。 PM16:00~:スケジューリング 納期調整・配送指示を行います。 本船が予定通りに入港することはめったにありません。入港日が近づいたらスケジュールをなるべくこまめに輸入者へ伝えるようにします。 輸入者が納品を急ぐ場合は、納品場所が変更されることもあるので本船の動静は注意深く確認する必要があります。 PM17:00~:コレポン ヨーロッパ圏の人たちが出社をする時間帯なので、メールのやり取りを行います。 この時間帯に返信が来なければ、明日の朝の確認となってしまうので、緊急を要する際は何度もメールで催促をしたり、電話で確認をすることもあります。 PM17:30~:翌日の準備 翌日朝一に処理したい書類を整理していきます。 メモまたは手帳に明日すべき業務を優先順に羅列して、効率的に業務が行えるように事前準備をしておきます。 PM18:00:終業 業務が終われば、退勤です。 ただし海外からの連絡待ちなどで残業になることが多いです。 まとめ 以上、いかがでしたでしょうか。 貿易事務の仕事は、ほかの事務職と同じく基本的にデスクワークです。 しかし輸出入に関する高度な知識やメールでコミュニケーションが取れるレベルの語学力を要する、とても専門性の高い仕事だと思います。 トラブルやイレギュラー対応はほぼ毎日のように発生します。抱える責任も重く残業は多い職場もありますが、やりがいを強く感じられる職種だと思います。 この動画を見て、少しでも貿易事務の仕事に興味を持っていただければ嬉しいです。 今回の内容は以上になります!いいね!チャンネル登録、SNSでのシェア、どうぞよろしくお願いします!ありがとうございました! ・Twitter で DM を送る https://twitter.com/iino_saan ・LinkedIn でメッセージを送る https://www.linkedin.com/in/shinya-iino/ お問い合わせは「ツイッター」と「LinkedIn」のみで承っております。

キューネ・アンド・ナーゲル、港の混雑指標を可視化!アクションプラン策定に効果。 | 物流ニュース・物流ラジオ

キューネ・アンド・ナーゲル、港の混雑指標を可視化!アクションプラン策定に効果。

どうもこんにちは、飯野です。 本日は、海事新聞のニュースから、「キューネ・アンド・ナーゲル、世界9カ国の港の混雑指標を提供」についてお話していきたいと思います。 2022年1月28日イーノさんの物流ラジオ KN、新しく港混雑の指標提供開始 国際物流大手キューネ・アンド・ナーゲルは、世界の港湾の混雑度を示す新たな指標として、「ディスラプションインジケーター」の提供を始めたと発表しました。 世界の主要9港を対象に船の待機時間を集計し、混雑度を可視化するようにしました。 指標の対象の港 カナダのプリンスルパート、バンクーバー 北米のシアトル、オークランド、ロサンゼルス・ロングビーチ、ニューヨーク、サバンナ 香港地区、上海・寧波地区 オランダのロッテルダム ベルギーのアントワープ地区 指標によるボトルネック可視化 KNはこの指標により、世界のコンテナ輸送網の混雑度を測り、サプライチェーンのボトルネックを可視化するようにしました。 利用者は指標を高度な分析にも活用でき、自社のサプライチェーンへの将来の影響を予測し、アクションプランの策定に生かすことができます。 可視化によるメリット この指標をみることで、混んでいる港を避けることができます。 例えば、北米の港が混んでいたらバンクーバーなど、割と空いている港につけて、トラックや鉄道で運ぶルートを選べます。 また、今、船で送ると大幅な遅延が起こりそうなので、エアーで送ろう、といった選択も可能です。 とても便利なツールだと思います。 キューネ・アンド・ナーゲルのIT化 キューネ・アンド・ナーゲルはオンライン見積もり、Booking、追跡が出来るプラットフォームを持っており、そして今回は混雑を可視化出来るツールを始めました。 フォワーダーがIT会社化しており、同社は独自のSaaSを広めています。 物流のIT化、DX化 大手フォワーダーはM&Aでスケールを拡大しつつ、ITでサービスを強化しています。何度も放送でお話ししていますが、物流のIT・DX化は避けられません。 大手は積極的に投資ができて、ITで便利になる時代です。 一方、中規模の会社はIT化を後追いして、よりニッチを狙うようになるのではないでしょうか。 ITとマンパワー とはいえ、100%ITのものが選ばれるとは限りません。 転職市場の場合 例えば、転職市場で、自分で仕事を探す転職サイトではなく、転職エージェントを使う人もいます。 転職エージェントは企業が表に出したくない求人を持っています。それらは、比較的良いポジションのお給料が高い仕事が多いです。 ミドルクラスの人などは、そちらを使うことが多いかもしれません。 ファッション業界の場合 また、服を買う場合でも、無料のAIのリコメンドを利用する人もいれば、スタイリスト(フリーランス)さんに依頼したい人もいます。 ITでは一般的な仕事を大量に扱えますが、特殊なものや難しいものは少し高いけれどエージェントがやる、と二極化していると思います。 今後の物流のIT化は? とはいえ、今後もITの精度が上がっていくので、どこまで人が出来るものが残っていくのかという問題もあります。 物流でもITと実際に人がする仕事は当分分かれているとは思いますが、ITが進むことで、より効率的になっていくでしょう。 物流のDX化について引き続き発信をしていきます。

旧正月前の中国発の運賃は?!コロナと北京オリンピックの影響も。全体的に値下がり傾向。 | 物流ニュース・物流ラジオ

旧正月前の中国発の運賃は?!コロナと北京オリンピックの影響も。全体的に値下がり傾向。

どうもこんにちは、飯野です。 今日は海事新聞からのニュースで、「コンテナ運賃、旧正月前に足踏みか。北米向け値下がり」についてお話していきたいと思います。 2022年1月27日イーノさんの物流ラジオ コンテナ運賃、足踏み傾向 昨日は旧正月前の中国の各港の状況について説明しましたが、今日は運賃について説明していきます。 中国の旧正月休みを前に、これまで上昇傾向にあったコンテナ運賃が足踏み傾向にあります。 上海発アメリカ向け 1月21日付の上海発北米西岸向けコンテナ運賃は、40フィートコンテナ当たり7,976ドルで、前週比で18ドルの値下がりです。 若干とはいえ、運賃が下がるのは2021年10月中旬以来となります。 上海発北米東岸向けは40フィートコンテナ当たり1万1,337ドルで、前週比では約400ドルの値下がりとなりました。 北米東岸向けは2週連続で値下がりです。 欧州航路 上海発北欧州向けが20フィートコンテナ当たり7,783ドル、地中海向けが7,522ドルです。 昨年12月末から若干の変動はあるものの、ほぼ横ばいに近い動きとなっています。 アフリカ航路 また西アフリカ向けが7,396ドル、南アフリカ向けが6,278ドルと、いずれも前週比で若干の値下がりとなりました。 ここにきて全体的に値下がり傾向も出ているが、金額はわずかで一気に軟化する気配は見えないとのことです。 オリンピックと旧正月の影響 旧正月休みに加え、北京オリンピックに備えたコロナ対策で厳格な規制を実施したことにより、出荷が滞っていることも影響している可能性がある、と記事は締めくくっています。 港の混雑とスペース有無 昨日の放送では深セン、寧波、上海などの港が混雑し、船の接岸日の3−4日より前のリターンに規制をかけているとお伝えしました。 上海航運交易所の指数には、それが反映していません。 船が遅延により港が混雑していることと、船のスペースの有無はまた別の話かもしれません。 旧正月に向けての運賃状況 去年の国慶節前は電力不足で、生産が終わらなかったShipperが直前キャンセルをし、フォワーダーがスペースを投げ売りして、運賃が急落しました。 投げ売りはさすがにないと思いますが、価格が少し下がっている状況です。旧正月に入ったらまたニュースがアップデートされると思います。 今年は、旧正月、コロナ、北京オリンピックと、イベントが続き、過去にこんなことは一度もないので、どう動いていくかは分かりません。 引き続き、中国の情報をウォッチしていきます。

旧正月前の中国各港の状況。ヤードの混雑と労働力不足。長期休暇でコンテナ不足回復なるか? | 物流ニュース・物流ラジオ

旧正月前の中国各港の状況。ヤードの混雑と労働力不足。長期休暇でコンテナ不足回復なるか?

どうもこんにちは、飯野です。 本日は、Job.comの記事より「旧正月前の中国各港の現状について」お話していきたいと思います。 2022年1月26日イーノさんの物流ラジオ 中国の旧正月 1月31日に始まる旧正月で工場が約2週間閉鎖されます。現在、中国の荷主はさらなる混乱と遅れに直面しています。 それぞれの港の状況を見てみましょう。 深セン港 まず、深セン港の塩田コンテナターミナルは、中国からの北米などに向けた太平洋横断輸出の約25パーセントを扱っています。 塩田コンテナターミナルは、ターミナルヤードが大幅に混雑しているため、貨物が入った輸出コンテナのリターン(工場からターミナル港に持っていくこと)を船の接岸の4日前までに制限し始めました。 他には深センの蛇口コンテナターミナルでは、輸出コンテナは実際の船の入港から3日以内にのみ受け入れています。 ヤードが混雑しているため、規定より早く持ってくることを規制しているのです。 コンテナヤードのスペース不足 ヤードのスペース不足は、米国と欧州の港の混雑による本船スケジュールの遅延が影響しています。現在、平均1週間以上の遅れが出ています。 ドライバーへの規制 他にはトラックドライバーへの規制の問題もあります。港とその周辺のCFSは開いていますが、入るために、ドライバーは48時間以内のCovidテストにパスする必要があります。 現在、中国のゼロ・コロナ政策はとても厳しくなっています。 寧波港 船会社のHMMは、上海、大連、寧波の各港で接岸の遅れを指摘しており、これらの港もヤードの混雑と労働力不足に悩まされていると発言しています。 旧正月の長期休暇中にドライバーが休暇を取るため、トラック輸送能力は制限されるとしています。 よって、MSCは一部の航路で1カ月間寧波への寄港を見合わせ、Hapag-Lloydは通常寧波に寄港する2航路の船を上海へ迂回させています。 天津、厦門、青島 次に天津ですが、2週間前に天津でオミクロン型が発見されたため、「輸送能力や移動をさらに制限する可能性がある」と現地のフォワーダーは警告しています。 しかし、厦門(シャーメン)と青島の港湾業務は、ほぼ通常通り行われています。 このように、地域によって状況は違うようです。 旧正月中の運航 中国各地で本船の遅れ、コロナによるドライバーの制限、ターミナルの混雑など、旧正月前で大変な状況になっています。 記事の最後に、来週初めから2月14日までほとんどの工場が閉鎖されるため、船会社は2月7日からコンテナ量が緩和され、2月20日近くに急回復すると予想しています。 MSCもMaerskも旧正月期間は特定の航路の運行をストップするとしています。 終わりに そういう意味で旧正月明けは、コンテナ不足は少し解消されている見込みがあります。 中国から北米の輸送が減るこの間で、北米西岸の目詰まりがどれくらい解消されるのかというのが注目ポイントだと思います。

【WSJ】北米で遠隔操作式フォークリフトの導入へ!労働力不足解消、進むDX化 | 物流ニュース・物流ラジオ

【WSJ】北米で遠隔操作式フォークリフトの導入へ!労働力不足解消、進むDX化

どうもこんにちは、飯野です。 今日は、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事から、「北米の大手物流業者が遠隔操作式フォークリフトを数千台導入する計画を発表」についてお話していきたいと思います。 2022年1月25日イーノさんの物流ラジオ 遠隔操作フォークリフトへ投資 北米の大手の物流企業であるArcBest社とNFI Industries社が、遠隔車両操作ソフトウェアを開発しているファントムオート社に4,200万ドル(約45億円)の投資をしました。 この物流会社2社は、労働力不足が続く流通業界において、作業員がフォークリフトを遠隔操作できる技術に賭けていると報じられています。 この技術では、遠隔地にいるドライバーはビデオやオーディオストリームを使ってフォークリフトを操作が可能です。需要に応じて異なる場所にあるフォークリフトを切り替えることができます。 深刻な作業員不足 倉庫作業員は、パンデミック以前から不足しており、2021年の8月には430万人の労働者が仕事を辞めています。この労働者不足により人件費も上がりまくっています。 NFI社について 今回投資をした大手物流会社のNFIは、6,000万平方フィート以上の倉庫スペースを運営しています。今後3年から5年の間に米国とカナダで約1,500台のリモート対応フォークリフトを配備することを目標としています。 NFI社の最高経営責任者は、「目的は労働者を置き換えることではなく、人々が遠隔で働くことによって能力を高めることであり、ビデオゲームが好きな人を含め、採用にも役立つだろう」と述べています。 また、アジアや南米、ヨーロッパなど、異なるタイムゾーンに人を配置することができれば、第2、第3のシフトを担当する人を確保することができる、と続けています。 ここを読んで、人件費の安い国に倉庫オペレーションが移っていくように思いました。 ArcBest社について 今回投資をした、もう一社の大手物流会社ArcBestは、数年前からPhantomと協力し、自律走行技術を共同開発していました。 今年中に遠隔自律型フォークリフトを顧客に提供する予定です。 DXへの投資 物流における労働力のギャップを埋めることを目的としたソフトウェアや自動化などの技術が、投資家から大きな注目を集めています。 仏社Exotecについて ウォール・ストリート・ジャーナルには、先日紹介したExotec社も紹介されています。 先日のマテハンのニュースで、フランスの倉庫自動化のスタートアップ企業Exotecが資金調達ラウンドで3億3,500万ドルを調達し、同社の価値を20億ドルと評価したと発表しました。 この投資はモバイルロボットや倉庫ロボット企業にとってこれまでで最大、評価額もこの分野では過去最高を記録している、と報じられています。 ファントムオート社について 今回ご紹介したファントムオートは2017年に設立され、これまでに6,600万ドルを調達しています。 同社はこの資金を、配達ロボットやトラックなど他の物流用途を含め、従業員の増員や追加技術の開発に充てる予定です。 物流のDX化 物流のDXがこういった形で進んでいます。物流の仕事はマンパワーが多いので、ITを使ってマンパワーを減らしていく方向になっています。 日本もいずれ、フォークリフトオペレーターは遠隔操作や自動化されていくはずです。しかし、政府の方針などで、外国人労働者で賄おうとする可能性も懸念されます。 欧米ではDX化が順調に進んでいます。このように、海外の物流の最新情報も引き続きお届けしていきたいと思います。

日系フォワーダーのAIT、複合輸送サービスでSC混乱に対応!独自サービスに尽力。 | 物流ニュース・物流ラジオ

日系フォワーダーのAIT、複合輸送サービスでSC混乱に対応!独自サービスに尽力。

どうもこんにちは、飯野です。 今日は海事新聞のニュースから、「AIT、複合輸送を拡充。バングラデシュ発日本、SC混乱に対応」というテーマでお話していきたいと思います。 2022年1月24日イーノさんの物流ラジオ AIT、複合輸送サービス拡充 AITは、日系のフォワーダーで、特に中国―日本間が得意な大手フォワーダーです。 世界的なサプライチェーンの混乱が続く中、AITは複合輸送サービスの拡充を続けていると報じられています。 同社は、中国・華南から日本各地を陸海で結ぶ「華南プレミアムサービス」に加え、昨年の7月には、バングラデシュから東京・名古屋・大阪を航空・海上で結ぶ新商品を開発しました。 「華南プレミアム」とは 2020年秋ごろから、華南地区でのコンテナ・スペース不足の問題がありました。 そのとき、深センから上海まで陸上輸送した後、上海から東京、名古屋、大阪、博多を海上輸送で結ぶサービスをAITが実施、深センから上海まで陸送し、上海から海上を使った代替サービスとして一気に需要が高まりました。 新サービス「AIR & SEAハイブリッド・プレミアムデリバリー」 今回の新サービスでは、日新運輸と共同で提供しています。 ダッカから香港まで航空輸送し、香港から東京・名古屋・大阪までを自社混載、またはFCLで海上輸送するサービスです。 バングラデシュでは日新運輸が、香港ではAITがハンドリングをする形で行い、全工程を航空輸送するよりも低コストで、海上よりも早く、確実に輸送することができるというところが特徴です。 荷主課題を解決するサービス 現在、リードタイムが読めないという問題があります。 製品販売の時期にずれが生じてしまう、という荷主課題を解決するためのサービス、としています。 AITと日新の関係 2018年10月に、日立物流はAITの株式20%を取得し、AITは日立物流傘下の日新運輸の全株式を取得しました。日立物流とAITで資本業務提携をし、日新運輸はAITの完全子会社となりました。 中国の内航船サービス AITはほかにも、中国の内航船を活用したサービスにも注力しています。 華南・青島から内航船で上海まで輸送し、積み替えた後、日本まで輸送するサービスがあります。 日新運輸との共同新サービス 同社は新たにミャンマーからタイを陸送、タイからは海上または航空輸送する新サービスについても日新運輸と共同でリリースしています。 物流関係者の課題 今、物流混乱が続く中「どのように貨物を運ぶか」は物流関係者共通の課題です。 AITは、「ただ運ぶだけでなく、情報提供力・代替案などの提案力が求められている」と分析しています。 緊張感を持った高品質サービスの提供に加え、独自サービスの開発にも力を入れている。と記事に報じられています。 AITとの仕事 日立物流も革新的と以前の放送で話したことがありますが、AITもイケイケです。 タイに来る前の商社に勤めていた時、AITの営業さんにお世話になりました。 L/Gへの対応 中国から輸入した貨物が、アメリカの実荷主さんがB/Lをくれない、という事態が良くありました。 その場合、L/Gを入れ、フォワーダーさんへ保証するので貨物を引き取る依頼をすることがあるのですが、フォワーダーさんによっては、嫌がることがあります。 AITさんは快く引き受けてくださいました。 中国内陸部の輸送 また、仕入先の中国の会社が沿岸部から内陸部に引っ越しをするとき、コンテナに乗っていた貨物を内陸にもっていってしまったことがありました。 内陸から運ぶ費用を複数のフォワーダーさんにお見積りをお願いしましたが、その中でAITさんはリーズナブルな値段で、納期通りにご対応くださいました。 終わりに フォワーダーの仕事は、コモディティーになりがちですが、サービス業なので、個人的には人で差別化が出来ている会社だと思います。

韓国のコンテナ船社23社が談合で罰金!?日中韓の航路に影響か? | 物流ニュース・物流ラジオ

韓国のコンテナ船社23社が談合で罰金!?日中韓の航路に影響か?

どうもこんにちは、飯野です。 今日は海事新聞のニュースから、「韓国の公正取引委員会が談合でコンテナ船23社に92億円の課徴金」についてお話していきたいと思います。 2022年1月21日イーノさんの物流ラジオ 韓国公正取引委員会、談合認定 韓国の公正取引委員会は、2003年から2018年の15年間に韓国―東南アジア航路で計120回の談合があったと認定しました。 そして、コンテナ船会社23社に対して92億円の罰金を決めたとのことです。今回対象となったのは、主に、韓国、中国、台湾系の船社です。 2018年の談合騒動 実は、この談合騒動は2018年からありました。 それは、東南アジアから木材を輸入する事業者の協会、木材合板流通協会が韓国の公取に海運業界の談合疑惑を告発したことから始まります。 しかし、この時は韓国海運協会が木材流通協会に対し、海運法などを明示し、合法である点などを説明しました。その後、木材流通協会は告発を取り下げています。 これにより事態は収束したとみられていましたが、韓国の公取が2021年5月に「運賃談合のための共同行為が必要最小限の範囲を超えている」との判断を示し、罰金を課す方針を通知しました。 韓国海運業界からの抗議 これに対し、韓国の海運業界からは、抗議の声があがっています。政府が「海運再建5カ年計画」の一環として共同行為を主導してきた、と反発しているのです。 「海運再建5カ年計画」とは 2017年に韓進海運の経営が破綻し、韓国の海運産業は苦境に陥りました。 そこで、政府は2018年4月に安定的な貨物確保、低コスト・高効率の船舶拡充などを盛り込んだ「海運再建5カ年計画」を履行しました。 当時は政府が海運業界側を擁護する流れになっていたのです。 今後の影響 今回の韓国海運協会側からしたら政府が海運業界の共同行為をOKしていたのに!という主張です。業界は相次いで対抗し、行政訴訟を起こす姿勢です。 今後、日韓・韓中航路にも影響する可能性があります。 日本も製造業が国に対して、船を日本に寄港するように要請しましたが、この韓国の問題に比べると、かわいいものです。韓国では国が規制に入るほどの事態です。おそらく、民間から何かがあったのでしょう。 最後に 今年一年、サプライチェーンの乱れはあるので、業界で更に混乱があると思います。 韓国系のお仕事をされている人は影響があるかもしれないので、注意が必要です。