投稿日:2026.04.07 最終更新日:2026.04.07
HPS CONNECT、カレンダー型貿易管理システム「トラフィックカレンダー」で物流業界の課題解決に挑む
本日は海事プレスの『カレンダー型の貿易管理PFを開発 HPS CONNECT、関西物流展で出展』を参照して、物流業界のデジタル変革を支援する新システムについてお話しします。
飯野 慎哉(株式会社HPS CONNECT 代表取締役社長)
2016年にHPS Trade Co., Ltdを設立し、経営者として企業の物流課題を解決。 自身の経験を基に物流ノウハウを発信するYouTubeチャンネル「イーノさん」は登録者11万人を突破。 セミナーや講演、ブログを通して物流情報やグローバルでの仕事・挑戦・苦悩を発信。アジア・東南アジアに事業拡大中!
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ニュース概要:革新的な貿易管理プラットフォームが登場
タイ特化の国際物流フォワーダーHPS CONNECTが、2024年5月末にクラウド型貿易案件管理プラットフォーム「TRAFFIC CALENDAR」の提供を開始予定です。
同システムは、コンテナ船のスケジュール遅延情報、メール、貿易書類を全てカレンダー形式で一元管理する画期的なツールとなっています。
4月8日から10日の関西物流展で実機デモが初公開されました。
システム概要
クラウド型管理ツール
カレンダー形式UI
物流情報の一元管理
物流業界が抱える深刻な課題
現在の貿易・物流業界では、入港予定日、通関手続き、配送スケジュールなど全ての業務が日付を軸に進行しています。
しかし現実は、大量のメールに必要情報が埋もれ、船舶遅延の確認には各船社サイトを個別に巡回エクセルでの手作業管理が常態化業務効率化は待ったなしの状況となっています。
現場の課題
メール依存
情報の分散
手作業管理
システムの3つの革新的機能
TRAFFIC CALENDARには主に3つの特徴的機能があります。
- カレンダー型UIによる直感操作
- マリントラフィック連携による本船動静の自動更新
- 書類の一元管理による脱メール化
第一に、カレンダー型のユーザーインターフェース採用により、ITツールに不慣れな担当者でも導入初日から直感的操作が可能です。
第二に、マリントラフィックとの連携による本船動静の自動更新機能で、コンテナ船の最新スケジュールが即座にカレンダー反映されます。
第三に、案件ごとの専用ワークスペース生成により、B/Lやインボイスなどの貿易書類を日付に紐づけて一元管理し、「脱メール」を実現します。
業界全体への波及効果と市場展望
物流DX市場は急速に拡大しており、矢野経済研究所によると2027年には2,400億円規模に成長予定です。
TRAFFIC CALENDARは、荷主、通関会社、運送事業者、海外代理店など物流エコシステム全体への提供を計画しています。
カレンダーという馴染み深いインターフェースの採用により、従来のDX導入時の抵抗感を軽減できると考えられます。
日本の物流業界DXへの貢献
日本の物流業界では業務効率化ツールの需要は急激に高まっており、TRAFFIC CALENDARのような現場視点のシステムは、人手不足解決と生産性向上の両立を支援する重要な役割を担うでしょう。
特に中小物流事業者にとって、高額なシステム導入を避けながらDX化を進められる選択肢として注目されます。
今後の展望:物流DXの新たなスタンダード
TRAFFIC CALENDARの成功は、物流業界におけるDXアプローチの転換点となる可能性があります。
従来の複雑で高機能なシステムから、シンプルで直感的なツールへの移行により、現場レベルでの真のデジタル化が実現するでしょう。
