2020.02.15
貿易のプロ!国際物流業者フォワーダーの仕事内容について解説します。
「フォワーダー」というと一般の方にはあまり聞き慣れない職業で、何をしている業者なのか分かってもらえない時があります。 確かに私もフォワーダーという職業については実際に自分がなってみるまではよく分かっていませんでした。物流の手配をするんだけど、明確に何の仕事をするのかが全く不明でした。 ですので、今回のお話しはフォワーダーという職業に興味を持っている方のためにフォワーダー歴9年の著者よりご説明をしたいと思います。 フォワーダーの仕事内容について動画で解説! フレイトフォワーダーとは? では、まずWikipediaで「フォワーダー」を調べてみましょう。 フォワーダー(Forwarder)とは貨物利用運送事業者のことであり、荷主から貨物を預かり、他の業者の運送手段(船舶、航空、鉄道、貨物自動車など)を利用し運送を引き受ける事業者を指す。 一般的には貨物利用運送事業者のうち国際輸送を取扱う業者を指す。航空輸送を得意とする業者をエア・フレイト・フォワーダー(フォワーダー)、海上輸送を得意とする業者をNVOCC(非船舶運航業者、Non-Vessel Operating Common Carrierの略、NVと略されることもある)と呼ぶこともある。 簡単にいうとその通り。世界的にお馴染みの企業名に「DHL」や「Fedex」(これらはクーリエとも呼ばれるが)があり、日系企業だと「日通」などが有名です。 フォワーダーの仕事は物流をコントロールする事 海外に物を送るというのは実は様々な工程を経て貨物が送り先に届けられます。トラックに乗せて「はい、終わり!」という感じではありません。 国際輸送の一般工程 海上・航空輸送の輸送工程例 ・貨物の梱包 ・貨物のトラック積み込み ・貨物の国内配送 ・書類の確認フォーム申請 ・輸出通関 ・貨物の積み込み(港・空港) ・海上/航空輸送(船・飛行機) ・貨物の積み下ろし(港・空港) ・貨物によって各省庁に届出 ・輸入通関 ・港で貨物のピックアップ ・荷物の配送 ・貨物のお届け/積み下ろし 国際物流にトラブルはつきもの 断言します。毎回 問題なく100%スムーズに貨物が送り先に届く事はありません。 お客様にとっては毎回大きな問題なく荷物が届いていると思うかもしれませんが、その問題解決を水面下で解決しているのが私たちフォワーダーです。 天候、船の遅れ、書類のミス、港でのストライキ、港での機材トラブル、通関など。様々な要因で貨物の到着が遅れたり、止まったりします。 これらの原因を可能な限り回避・調整してスケジュール通りにお客様に貨物を届けるのがフォワーダーの役割となります。 情報力が大きな差を生む フォワーダーはお客様の貨物を運ぶサービスを提供している事業者です。商品の品質というよりサービス品質がフォワーダーとしてのレベルに大きく影響します。 その中でより大きな要因なのが情報力です。 イケてるフォワーダーの条件 上述しているようにフォワーダーはサービス業です。国際物流に従事している業者として、お客様に提供出来る良いサービスとは何でしょうか? ここで著者が考えるイケてるフォワーダーの条件をご紹介しましょう。 イケてるフォワーダーの条件 ・沢山の選択肢を持っている ・お客様の都合に合わせた最適な提案 ・船のスペースが取りやすい ・輸送費用が他社より安い ・お客様にリスクをしっかり伝える ・問題発生時に全力で解決に取り組む ・通関で貨物が止まらない(特に東南アジア) ・法規制に沿った正しい申請をする 営業担当者やCS担当者の力量による 製造業とは違いフォワーダーはサービス業です。ですので営業マンやCS(カスタマーサービス)担当者の知識やレスポンスの早さによってサービスの質が変わります。 お客様のリクエストに対して、最初からすぐに出来ないと言う人や少しやって難しいと諦めてしまう人より、全力で頑張ってお客様のご要望に答えようとする営業マンがいればその人にお客様はついていきます。 営業マンが同業者に転職をした時に一緒に、その営業マンにお客様がついていく事はよくあります。 なぜなら担当者がかわった事によりサービスレベルが下がるというのは前担当の営業マンのレベルが高ければ高い程よくある事です。 まとめ もしあなたがフォワーダーの仕事に興味をもっているのであれば、あなたの頑張り次第でいくらでも可能性のある仕事だと著者の経験上お約束する事が出来ます。 貿易に関する知識を持ち、様々な現場で発生する物流の問題を頑張って解決していく事でもの凄く経験値が上がります。 その積み重ねが実力となりお客様からの評価にもつながりますので是非挑戦をして欲しいと思います。
