2020.02.17
B/Lの内容を解説!間違いやすい箇所やミスした時の問題と対処法を解説します。
B/Lは貨物を国外に輸送する時に船会社やフォワーダーから発行される書類であり、また荷受側が貨物を受け取る為に使われるとても重要な書類です。 今回はB/Lに記載しなければいけない主要な項目やありがちなB/Lの記載ミスによる問題について解説していきたいと思います。 B/Lの主要項目は船社やフォワーダーによって書式は若干異なるのですが、基本的には共通しています。 [keni-linkcard url="http://forwarder-university.com/about-bl/?lang=ja" target="_blank"] 「船荷証券(B/L)」の主要項目 B/Lの主要項目 ① 船会社名 ② 船荷証券番号 (B/L No.) ③ 荷送人 (Shipper)※輸出者のこと ④ 荷受人 (Consignee)※輸入者のこと ⑤ 着荷通知先 (Notify Party) ⑥ 本船名 (Ocean Vessel) ⑦ 荷受地 (Place of Loading) ⑧ 荷揚げ港 (Port of Discharge) ⑨ 荷渡し地 (Place of Delivery) ⑩ 商品明細 (Description of Goods)* マーク、数量、重量、コンテナの本数など ⑪ B/Lの種類 ⑫ 運賃の支払い場所 * Prepaid(Shipper支払い) or Collect(Cnee支払い) ⑬ 揚げ地側の代理店情報 ⑭ 船積み年月日 B/Lのミスは貨物ストップを意味する B/Lの記載にスペルミスなどの間違いがあると修正(リバイス)しなければ通関で申告が出来ず揚げ地側で貨物の引き取りが出来ません。 B/LはShipperが発行するS.I(Shipping Instruction)を元に作成されますが、スペルミスは頻繁に見られます。 特にShipper, Cnee, Notify, Descriptionのミスには注意して下さい。社名や住所の英語記載でスペルミスは頻繁にあります。 また貨物の数量や重量がPacking Listと違う場合もよくあります。 B/Lを修正するには時間がかかる場合があり、貨物が到着しているのにB/Lの修正が出来ていないため貨物が取り出せないケースがあります。 オリジナルB/Lが既にCneeに送られている場合はB/Lを輸出地側に送り返さなければ修正できません。 B/Lの修正に時間がかかっている間にフリータイム(港での無料コンテナ保管期間)が切れてデマレージ(港でのコンテナ保管費用の超過料金)が発生する場合もあります。 コンテナ一本単位でデマレージが発生するので、コンテナ本数が多いShipmentだとかなりの金額になり大問題になります。 B/Lの記載内容についてはDraftの時点でしっかりと確認し、発行後も輸出地側と輸入地側で注意して確認しましょう。 ハウス B/Lのメリット B/Lには船会社が発行するマスターB/Lとフォワーダーが発行するハウスB/Lがあります。 B/Lを作成するときにミスをしないのが前提なのですが人が作成するものなので、やはりミスは発生する場合があります。 そのミスをいかに早くリカバーするか。経験もあり対応の良いフォワーダーのサービスを使っていると問題発生時にいち早く解決してくれます。 B/LもハウスB/Lを使う事で早急に問題が解決しやすくなるので、マスターB/LではなくハウスB/Lの利用をお勧めします。 [keni-linkcard url="http://forwarder-university.com/hbl-mbl-difference/?lang=ja" target="_blank"] まとめ 貿易においてB/Lは非常に重要な書類です。B/Lは有価証券ですので発行する船会社やフォワーダー側としても正確に厳しく管理しなければいけません。 またお客様にもS.Iに間違いがない事や、ドラフトB/Lの時点での確認にご協力をお願いしています。書類の内容をしっかりと確認してスムーズに貿易取引が進められるようにしましょう。
